今回は月10万円を稼ぐ副業のメリット・デメリットを紹介します。
「副業って何があるの?」
「どんな働き方しているの?」
そういった疑問をこの記事を読めば解決できます。
月10万円を稼ぐ副業のメリット・デメリットは?
月10万円を稼ぐ副業は、大きく分けて以下の3つの種類があります。
- 投資型
- スキル型
- 時間労働型
投資型
資産となるものを自身で作成し、それを利用して収入を得ることを「投資型」といいます。投資型の副業を、メリット・デメリットを踏まえ、3つ紹介します。
不動産投資
不動産投資とは、不動産の物件(=資産)を購入し、その物件を他の人に貸し、家賃を収入として受け取る方法のことです。
アパートの小さなワンルームやマンション一棟を購入し、保有する物件によって、初期投資費用や利益率も変動していきます。
メリット
メリットとしては、借り手がいれば、安定した収入が入ってきます。
また、不動産購入後は、諸費用が発生するため所得税の控除が受けられる場合があり、節税効果も期待できます。
さらに、対象の生命保険に加入しておくことで、不動産購入者が亡くなった場合も家族に不動産の物件と家賃の収入を残すこともできます。
デメリット
デメリットとしては、不動産として購入した物件の借り手がいないと家賃収入を得ることができません。
また、地震や台風などの自然災害によって、被害が発生した場合、保険に加入していないと修繕費用がかかります。
メリット
- 借り手がいれば毎月収入が安定して入る
- 節税効果
- 生命保険の代わりになる
デメリット
- 借り手がいないリスク
- 自然災害のリスク
株式投資
企業が投資家から資金を集める方法として、「株式」の発行があります。
「株式」を発行した株主は、対価として配当金などを貰うことができ、このことを株主投資とも呼びます。
株主投資は、株価が安いときに購入し、値上げした際に売却するとその差額(=売却金額ー購入金額)が、利益となります。
メリット
メリットとしては、「株式」を購入した企業から株主優待権を貰えます。
たとえば、すかいらーくグループの株を500株買うと、すかいらーくグループレストランで利用できる8,000円分の割引クーポンを貰えます。
また、株主総会に参加することができ、「株式」を購入した企業の重要な意思決定に参加することができます。
デメリット
一方、デメリットとしては、株価が値下がりするリスクがあり、売却金額が購入金額を下回るケースもあります。
さらに、株式は買いたい人と売りたい人がいて成り立つため、購入者が少ないと売却できない流動性ケースもあります。
メリット
- 値上がり益で利益になる
- 株主優待券がもらえる
- 株主総会で議決する権利がある
デメリット
- 株価が値下がりのリスク
- 売却できないリスク
仮想通貨
仮想通貨とは、インターネット上の仮想のデジタル通貨のことを言います。
主に電子データのみでやりとりされるため、法定通貨のように私たちが手に取ることはできません。
仮想通貨には、ビットコインからリップル、ライトコイン、LISKなど様々な種類があります。
仮想通貨も株式投資と似ており、安いときに購入し、高くなったタイミングで売却することで、その差額が利益となります。
メリット
株主投資と異なるメリットは、仮想通貨は最低投資額が小さいことです。
株主投資は10,000円程度からしか購入ができませんが、仮想通貨は1,000円程度から購入することができます。
また、株主投資よりも取引時間が長く、365日24時間取引ができます。
デメリット
デメリットとしては、何かトラブルになった際は、インターネット上のやり取りのため、銀行などからの保証はありません。
また、ハッキングなどの被害者も出ており、セキュリティ対策を行うことが必須です。
メリット
- 値上がり益で利益になる
- 最低投資額が小さい
- 取引時間が自由で土日も取引可能
デメリット
- 保証がない
- セキュリティ対策が必須
スキル型
スキルを磨き、他の人ができない業務を代わりに行って、収入を得ることを「スキル型」といいます。スキル型の副業を、メリット・デメリットを踏まえ、3つ紹介します。
WEBデザイン
illustratorやPhotoshopなどを用いてWEBサイトのデザインを構築する職業を、「WEBデザイナー」と呼びます。
WEBデザイナーは、クライアントから要望のあったデザインを作成し、その対価としてお金を貰います。
また、フリーランスによるWEBデザイナーが年々増えてきており、企業には所属せずに、好きな時間も仕事をする人も多くなっております。
メリット
メリットとしては、仕事の成果に対する反応がダイレクトに得られます。また、単価の高い案件もあるため、自身のスキルと並行して収入も向上します。
デメリット
デメリットしては、自身で営業が必要なため収入を得るまでに時間がかかります。
さらに、クライアントに振り回されることもあるため、時間に追われることも多々あります。
メリット
- 仕事の成果がわかりやすい
- スキルの向上と収入が比例
デメリット
- 仕事かないリスク
- クライアントに振り回されるリスク
ブログ運用
ブログでは、プログに掲載された広告の閲覧数や購買に繋がった件数に応じで、報酬を受け取ることができます。
この成果報酬型の広告を「アフィリエイト」と呼び、この仕組みにより収益を得ることができます。そのほかにもGoogleアドセンス広告だと、クリック数で稼ぐ方法もあります。
メリット
メリットとしては、月に100円以上稼ぐ人の割合が高いことです。
収益をあげている人のうち月に100万円以上稼ぐ人は、約1割いると言われております。
また、インターネットを利用するユーザーが増加しているため、企業のWEB広告にかける予算も大きくなり、アフィリエイトの市場はますます拡大しております。
デメリット
デメリットとしては、収益があがるまでが長く、1年間ブログを書いても収入が入ってこない人もいるため、忍耐力が必要になります。
メリット
- 大きな収入が目指せる
- 市場の拡大
デメリット
- 収益をあがるまでが長い
- 継続が難しく、忍耐力が必要
YouTubeの動画配信
YouTubeで動画を配信して広告収入を得る副業です。
YouTubeに動画を配信すると配信企業の広告費用の一部がチャネル登録者数や再生数に応じて、収入として入ってきます。
また、YouTubeは小さなお子様から高齢者まで、幅広い世代の人が見ており、テレビ離れの1つの要因となっております。
メリット
メリットとしては、趣味の延長線上でお金を稼ぐことができます。
自分の好きな商品の紹介や旅行の動画を配信することで収入を得ることができます。
また、登録者数が伸びれば、月に数百万を稼ぐこともでき、夢のある副業だと思います。
デメリット
デメリットしては、ブログと同様に収益があがるまでが長く、忍耐力が必要になります。
メリット
- 趣味を仕事にできる
- 大きな収入が目指せる
デメリット
- 収益をあがるまでが長い
- 継続が難しく、忍耐力が必要
時間労働型
自分の時間を使って、収入を得ることを「時間労働型」といいます。時間労働型の副業を、メリット・デメリットを踏まえ、1つ紹介します。
Uber Eats(配達員)
Uber Eatsの配達員は、お客様からオーダーのあった商品を配達して、収入を得ることができます。
メリット
Uber Eats配達員のメリットとして、働いた翌週には報酬を受け取れることが可能なため、すぐにお金が必要な人にはおすすめです。
また、シフト制でもないので、空いた時間を用いて自分のペースで働けます。
デメリット
デメリットとしては、配達に必要な自転車やバイクの準備が必要になります。長距離の移動もあるため、徒歩での配達は困難です。
また、正社員ではないため、万が一事故にあっても労災保険はおりません。そのため、事故にあわないような安全な配達を心がける必要があります。
メリット
- すぐに報酬が受け取れる
- 好きな時間に働くことが可能
デメリット
- 自転車などの初期費用がかかる
- 事故のリスク
副業の市場環境
ランサーズ株式会社の調査(2018年版)によると、副業フリーランスの人口は744万人、経済規模は7兆8,280億円の規模に成長しております。
その背景として、2018年は副業元年と呼ばれるくらい副業を認める会社が増えてきました。
参考として、リクルートキャリアの調査によると、副業を容認している企業は全体の22.9%とのことで、NTTドコモや花王、パナソニックなどの大企業でも副業を解禁しており、副業を始める環境も整ってきております。
そのため、副業を始めるなら、今がチャンスだと思います。
まとめ
ここまで、3つの種類の副業を紹介してきました。忍耐力を持って長期的に働くなら、「投資型」または「スキル型」、すぐにでも収入を得たい方は、「時間労働型」が良いと思います。
私が、今回ご紹介した中から自分に合う副業を見つけて、実際に取り組んでみてはいかかでしょうか。